厚生労働省- 雇用調整助成金のオンライン申請で個人情報が流出

その他 個人情報漏えい

厚生労働省は、雇用調整助成金のオンライン申請において、企業担当者の個人情報が流出する不具合が発生したことを発表した。

同省の説明によると、従業員に休業手当を支払った企業に支給する雇用調整助成金のオンライン申請において、申請を試みた人が他人の個人情報を一時的に閲覧できたトラブルが複数発生したもの。
同オンライン申請は、企業がメールアドレスを登録すると、システム内部で申請のためのIDが付与される仕組みであったが、同時刻に登録した複数の企業に同じIDが発行されたため、先に情報を入力した会社の担当者の名前、電話番号、メールアドレスなどの個人情報が、後に入力する側で閲覧できるようになっていた。

雇用調整助成金のオンライン申請は、企業側の負担軽減と各労働局の窓口の混雑緩和が狙いで5月20日正午から申請が開始されたが、開始後すぐに不具合が発生した。
復旧のめどは立っておらず、原因を調査中と説明している。

「雇用調整助成金とは」
雇用調整助成金とは、経済上の理由により事業活動の縮小を余儀なくされた事業主が雇用の維持を図るための休業手当に要した費用を助成する制度。
新型コロナウイルス感染症の影響を受ける事業者を支援するため、2月より支給要件の緩和が行われ、さらに緊急対応期間として2020年4月1日〜6月30日の休業実施においては、さらなる支給要件の緩和、助成率の拡大が特別措置として実施されている。