麻酔台帳システムのソフトウェア「JSA PIMS」- 患者情報を混入し閲覧可能な状態で配布

不注意 個人情報漏えい

日本麻酔科学会は、同会が提供する麻酔台帳システムのソフトウェア「JSA PIMS」において、一部医療機関の患者情報が混入した状態で配布されていたことを発表した。

同会の説明によると、同ソフトウェアのバージョンアップ時に、札幌厚生病院の患者1613人分の個人情報が混入したもの。
一定条件のもと利用すると患者の個人情報が閲覧できる状態だった。

閲覧可能だったのは、2013年7月から2014年3月にかけて札幌厚生病院で手術を受けた患者1613人分(手術件数でのべ1714件)の個人情報。
患者の氏名、年齢、性別、血液型のほか、病名や術式名、主治医や助手、麻酔科医の氏名、麻酔法など患者の個人情報、医療情報が含まれていた。

システムの開発業者が実際の患者情報を用いて調査、バグの修正を実施。その際に個人情報の削除作業を行ったものの、システム開発ツールの自動保存機能によりデータが残存していることに気が付かず、ソフトの改訂を実施、配布していた。

同ソフトを利用している医療機関から指摘があり、事故が発覚した。